サジージュースに豊富に含まれるベータカロテンは目と粘膜、お肌にいい!
サジーに豊富に含まれてるベータカロテンとビタミンAの関係は?
鉄分不足改善で評判のサジー。鉄分以外にもサジーにはビタミンが数種類含まれてる。でも気になったのが「βカロテン」と言うもの。
ビタミンAの前駆体。
前駆体ってなんだろう?
ビタミンAは皮膚や粘膜の強化に奴立つビタミンで、目の健康を守り、体の免疫力を高めてくれる栄養素。最近、肌トラブルを改善することがわかり、ビタミンCとビタミンEとともに「美容ビタミン」として注目されています。
ビタミン Aは
- 成長促進
- 暗順応(暗いところに入った時に目が慣れる反応)
- 皮膚や粘膜を保つ
- 免疫機能を維持
と言う作用があります。
欠乏すると
- 眼球乾燥
- 夜盲症
- 失明の可能性もあり
- 皮膚炎や下痢など
- 感染症
などのトラブルがある一方、摂りすぎると
- イライラする
- 激しい頭痛
- 吐き気
などの症状が起きるらしい!怖い!
過剰に摂り続けたビタミンAは肝臓にたまっていき、脱毛、鉄分不足、肝臓肥大、肩こりや関節痛などの症状を引き起こすらしい。何事も「やりすぎ」はよくないんだなぁ。
しかも妊娠初期の女性は特に注意が必要!
連日300ナノグラム以上を摂ると胎児に奇形があらわれる危険性もあるらしいし、流産の可能性も増します。
基本的に摂りすぎることはないらしいけど・・・少し心配。
そこで便利なのがサジーに「黄ピーマンの4倍以上含まれているベータカロテン」なのです。
サジーに含まれるベータカロテンはビタミンAが足りなくなった時、足りなくなった分だけビタミンAになる
つまり、絶対に「摂りすぎにならない」ってことです。
ベータカロテンは緑黄色野菜に多く含まれています。カロテノイドと呼ばれるる色素の一種なので色の濃いものは特にたくさん。サジーのオレンジ色を見た学者の方が「これはカロテノイドたっぷりだろう!」と思ったらしいです。
ベータカロテンはビタミンAが足りなくなった時にだけ肝臓でビタミンAに変化します。
ビタミンAに変化した後はもともともビタミンAと同じ働きをします。さらにベータカロテンには強い抗酸化作用(体の老化を止める作用)があり、生活習慣病の予防や若々しさの維持に大活躍!
若返りビタミンとも呼ばれているそうです。
サジーに含まれるベータカロテンは熱にも強いから、温めて飲んでも大丈夫!
食品に含まれるビタミンAは長く熱を加えると壊れてしまうものがありますが、ベータカロテンなどのカロテノイドは熱に強いので普通の調理法ではほとんど壊れないのです。
暑い時期にはコップでキュッと!寒い季節は温めてほっと。
サジーは薬じゃないからお好きなように飲んでもオーケーなのです。
こんな人はビタミンA不足だからサジーを飲まないと!
目のトラブルが多い
ビタミンAが不足すると光への反応が鈍くなり、暗いところで目が目にくくなります。また、涙が分泌されにくくなるので、目が乾燥してしまいます。
髪や肌がバサバサ
ビタミンAは肌や爪、髪の毛を正常な状態に保つのに不可欠な栄養素です。
足りなくなると皮膚が角質化しやすくなるので、肌がカサついてシワが増えるほか、髪の毛が乾燥して痛みやすくなります。
風邪をひきやすい
風邪の原因ウイルスは口や鼻、胃腸などの体内に入ってきます。
粘膜がきちんと作れていれば侵入をガードしてくれるのですが、ビタミンAが不足すると粘膜の上皮細胞が十分に作られず病原菌をガードできなくなります。
口内炎が治らない
口内炎になりやすい、歯茎が炎症を起こしやすい人は、口の中の粘膜が弱くなっている証拠です。ビタミンAをとって、新しい上皮細胞を作り、口の中の粘膜を強くしましょう。
病気がなかなか治らない
病気にかかった時に、免疫機能を高めて病原体に抵抗するためにはビタミンAが必要です。病気中はビタミンAの消費が激しいいので、いつもよりたくさんサジーを飲んで早く治しましょう。