サジーに複数のビタミンが入っていることによる効果は?
ビタミンは全部で13種類。そのうちサジーに豊富に含まれているものは?
- ビタミンA: 94μg/100g
- ビタミンC :320mg/100g
- ビオチン:1 3.8μg/100g
- ビタミンE: 3.7mg/100g
- ビタミンK1:2 5μg/100g
- 葉酸:(ビタミンB群)3 17μg/100g
- パントテン酸(ビタミンB群)0.17mg/100g
の7種類。
ビタミンの定義は
- 栄養素である
- 必要量は少ない
- 有機物である
- 体内で合成できない
という4つの条件が含まれています。
ビタミンDとナイアシン飲み、体内でほんの少し作り出すことができるけれど必要な量には程遠いので「ビタミン」として扱われています。
ビタミンはまだ研究中。現在は13種類あると言われているけど、今後新しく見つかる可能性もあります。
ビタミンのように体にとって欠かせない物質だとされているけれど、4つの条件に当てはまらないものがあったり、体内での詳しいはたらきが解明されてなかったりするものは、「ビタミン様作用物質」と呼ばれています。
例えば
- 細胞膜の材料である「コリン」
- 生活習慣病に効果があるとされている「コエンザイムQ10」
- 胃の健康を守る「ビタミンU」
などがあります。全部で12種類確認されています。
5大栄養素のうち、糖質や脂質、たんぱく質、ミネラルの存在は1800年代までに解明されていました。
これだけでは生き物のの発育は十分に行われないということから、のちにビタミンと名付けられた物質が次々と見つかり、現在の13種類となったのです。
サジーのようにビタミンが多種含まれている方がいい理由
ビタミンには一緒にとる方が効果的なものが多くあります。
血液中の成分である赤血球の場合を例にあげると、様々なビタミンやミネラルが複雑に関わっています。
赤血球にはサジーに含まれる葉酸、鉄とビタミンC、ビタミンB12、銅が必要
赤血球は骨髄の幹細胞が分離することで作り出されますが、この時に欠かせないものは「葉酸」。同時にDNA核酸の合成にためにはビタミンB12が必要です。
赤血球と鉄分がお互いに出会うためには鉄分を体内に吸収させやすくなるためのビタミンCと、鉄の体内移送に関する銅も不可欠な存在になってきます。
ビタミンCとビタミンEと、β-カロテンは抗酸化ビタミントリオと呼ばれ、それぞれ一つづつでも威力を発揮しますが、一緒にとることでさらにパフォーマンスが上が理、効果を高めあい、老化防止・生活習慣病予防に役立ちます。
ビタミンDはカルシウムの体内吸収を助けたり、血中のカルシウムを骨に運んだりするはたらきがあります。
カルシウム錠剤だけを摂ってもなかなかカルシウム不足が解消しないことがあるのはビタミンD不足かもしれません。
その他にも、
- ビタミンB6が体内ではたらける「活性型」になるためにはビタミンB2が必要
- ナイアシンが合成される時にビタミンB6が消費されるので同時に取った方がいい
などの事例があります。
体の中のミネラルバランスも大切
ミネラルには「ミネラルバランス」というものがあります。
血液中のカルシウムとリンの比率は10対3〜10対7くらいになっているのがちょうどいいのですが、バランスが崩れるとカルシウムの吸収を妨げる結果になります。
細胞内のマグネシウムが不足すると、カルシウムが筋肉細胞に入り込んでしまい、けいれんを起こすことがあります。
ミネラルというと、「ナトリウムの摂りすぎ」が問題になることが多いですが、ナトリウムは他のミネラルが血液中に溶け出すのを助けるはたらきがあるので、ナトリウムを全く取らないのはよくないことです。
何れにしても、普段の食生活でなるべく多くの食品を食べるように気をつけることが大切です。
ああ、最近ビタミンが足りてないなあと、野菜類取れてないなあと思った時は200種類以上の栄養素をたっぷり含んだサジーを飲んで、体の栄養バランスを整えましょう。